花粉症
今年も間もなくスギ花粉が飛散し始める季節となります。
日本気象協会の飛散予測によれば、関東では例年並みの2月中旬から花粉のシーズンが始まり、3月上旬から中旬にピークを迎える見込みとなっています。
有効な花粉症対策は、花粉が飛散し始める1~2週間前より抗アレルギー薬を飲み始めておくことです。
毎年花粉症の症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり、眼のかゆみなど)がみられる方は、一度発症すると強弱はあっても毎年みられるようになりますので、抗アレルギー薬のうちの1種だけでも早速飲み始めておきましょう。そうすると、花粉症の症状の発現を送らして、症状が出ても軽く済むとされております。
当院においでいただければ、診察の上しかるべきお薬を処方させていただきます。
どうぞお気軽にいらしてください。
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厚生労働科学研究 コメディカルが知っておきたい花粉症の正しい知識と治療・セルフケア. 2007: 5. より一部改変
花粉症の治療は、内服薬や、点眼薬などを症状に応じて、組み合わせて使用します。
作用別には、抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬、局所ステロイド薬、局所血管収縮薬などに分けられますが、抗アレルギー薬などは、一定の効果がでるまでに時間がかかることから、症状の出始める前に治療を始めることが大切です。
花粉が飛び始める2週間前くらいからお薬を飲んだり、目薬をさすことで、症状を軽く抑えることができますので、早めに受診して、医師に相談してください。
メリットは、
・症状の出現を遅らせることができます 。
・飛散量の多い時期の症状を軽くできます 。
・併用する薬の量や使用回数を少なくできます。
花粉症初期療法の意義
- 1. 花粉情報に注意する。
- 2. 飛散の多い時の外出を控える。外出時にマスク、メガネを使う。
- 3. 花粉が付着しやすいので表面がけばだった毛織物などのコートの使用は避ける。
- 4. 帰宅時、衣服や髪をよく払ってから入室する。洗顔、うがいをし、鼻をかむ。
- 5. 飛散の多い時は、窓、戸を閉めておく。換気時の窓は小さく開け、短時間にとどめる。
- 6. 飛散の多い時のふとんや洗濯物の外干しは避ける。
- 7. 掃除を励行する。特に窓際を念入りに掃除する。
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鼻アレルギー診療ガイドライン2009年版(改訂第6版). ライフサイエンス社, 2009:38
医院概要
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